桐の鋸屑(おがくず)と正麩糊(しょうふのり)で頭を作った物にガラスの目を入れる。
膠に牡蠣の貝殻の粉(胡粉:ごふん)を入れ、塗る。
硬めに溶いた胡粉(ごふん)で、瞼や鼻を作り、表情をつける。
表面張力の力を利用して、顔の全てに柔らかなふくらみをあたえる。
小鼻や目を開眼させる。
水拭き(研磨)をして、蛤(はまぐり)の貝殻の粉を使用し、全ての表面に5回上塗りする。
まつげなどに化粧を施す。